
10クリエイティブ・シティー・ キャンプ
クリエイティブ・シティー・キャンプは「未来の暮らし・街づくり」をテーマにその道の世界中
のフロントライナーとともに研究分野や取り組みの紹介を通して、私たちが住むこれからの街の
あり方を考えるためのイベントです。今回はバルセロナと東京に着目し「持続可能な街」のキーワー
ドをもとにオンラインで登壇者とつなぎ、SARUYA HOSTEL から配信いたします。ま
た、参加者とともに富士吉田市をマテリアルに、こうなったらいいなといった妄想や、こうある
べきだという課題解決までを考え、まちづくりの未来を描きます。このセッションを通じて議論
することで、前向きな未来を考えるためのきっかけになればと思います。「持続可能な街」をヒン
トに、これから私たちが住みたいと思えるような、面白い街はどんなものかを探る。
今回のテーマは「持続可能で住みやすい街とはどんな街か」を議論します。新型コロナウイルス
の影響により、ソーシャルディスタンスやフィジカルディスタンスを保つことの必要性が高まる
中、密集した働き方や、都市集中型の暮らしを避け、地方でオンラインや遠隔で仕事をしながら
スローな暮らしを送ることに関心が持たれ始めています。地方都市などの街はどのようにして持
続可能な街づくりを行い、どのような魅力を発信していくべきなのか、第1 部では、セーフキャ
ストからアズビー・スチュワート、FabCafe 東京からケルシー・ブラウン。第2部ではFabCafe バル
セロナ のデビッド・テナ・ヴィンセント、シティー・オブ・フューチャーのパブロ・バレロ、バ
ルセロナ都市生態学庁ディレクターのサルヴァドール・ルエダ、FabLab バルセロナのトーマス・
ディアスの4 名で議論します。後半には参加者がチャット機能を通して対話したり質問したりす
る時間を設けます。
オンライン開催 チケットを購入後URLをお送りいたします。
配信会場:SARUYA HOSTEL
山梨県富士吉田市下吉田3-6-26
【トーク】
第1 部「環境と持続可能な街」 *日本語+
司会: 馬場亮河 (慶應義塾大学SFC 学部生)
ゲスト:アズビー・ブラウン ( セーフキャスト )/
辻信一 ( ナマケモノ倶楽部 )/
八木毅 (株式会社DOSO 代表取締役)
第2 部「流動性と持続可能性な街」 *英語+通訳付
司会: ケルシー・スチュワート (ファブカフェ東京 CCO)
ゲスト:トーマス・ディアス ( ファブラボバルセロナディレクター・ファブアカデミー)/
デビッド・テナ・ヴィンセント( バルセロナファブカフェ代表)/
パブロ・バレリオ(シティーオブフューチャー)/
通訳:竹内ウィリアム勇太
【スケジュール】
-2.6 Sat-
トーク第1部(Zoom) 11:00~12:30
トーク第2部(Zoom) 18:00~19:30
100名まで
デビッド・テナ・ヴィンセント ( バルセロナファブカフェ代表)
デジタルファブリケーショングローバルネットワークであるFabCafe Barcelona のCEO。
物理学をメジャーに課題解決や不確実な未来に必要となる数学的理論や電気工学、機会の
実践的使用を含んだ複数のプロジェクトを立ち上げる。これらのスキルはFabCafe で求め
られるまちの大学や企業の統合と資源のマネジメントにおいて発揮される。
トーマス・ディアス ( サーキュラーエコノミー)
Tomas Diez は、ベネズエラ生まれのアーバニストであり、デジタルファブリケーションと、都
市や社会の将来への影響を専門とする。カタルーニャ先端建築研究所のFab City Research
Laboratory の創設者であり、デジタルファブリケーションの設計の講師。Royal College of Arts
のデザイン製品の講師であり、Exploring EmergentFutures プラットフォームの共同リーダー。
彼は、Fab City、Fab Conferences、Fab Academy などのFab Foundation でプロジェクト、イベ
ント、プログラムを世界中で展開している。
パブロ・バレリオ ( シティーオブザフューチャー)
ネットワーク、IoT、セキュリティ、モバイル技術、スマートシティに焦点を当てたIT エコシス
テムの出版物を定期的に寄稿している、著名なテックジャーナリスト。テクノロジーと都市がよ
りスマートな未来に向けて協力していくための方法を模索。
辻 信一(ナマケモノ倶楽部)
「Slow is Beautiful」を信念に、環境運動、文化運動、スロービジネスを展開するNGO団体「ナマケモノ倶楽部」を1999年に共同創設。低エネルギー・循環型ライフスタイル、非暴力・平和を手本に、環境負荷の少ない社会の実現を目指す。また、いのちや自然、人とのつながりを大切にしていくことをゆっくりで行う「スロー社会」を目指す。
ケルシー・スチュワート ( ファブカフェ東京 CCO)
アメリカ合衆国出身。フロリダ大学で心理学の学士課程(2009)と宗教学の修士課程(2015)を修了。
バリスタとエスプレッソトレーナーとして2008 年からスペシャリティコーヒーの世界に没頭し、
FabCafe オープン間もない2012 年に、コーヒー繋がりの友人の紹介によってFabCafe を知る。その後
JET プログラム(2014-2017)を通して、福岡県で英語を教えながら日本語を磨き、2017 年に
Loftwork とFabCafe に入社。入社以来、バリスタ、カフェアドバイザー、FabCafe グローバルネットワー
クのコミュニケーションコーディネーター、FabCafe ウェブサイトライター、デザイン思考ワークショッ
プのファシリテーターと幅広く、業務を務める。また、FabCafe CCO として、FabCafe Global
Network のまとめ役を務め、世界各地のFabCafe のローカルクリエイティブコミュニティの育成と、
それらのコミュニティとグローバルネットワークを繋ぐことを行っている。 加えて、持続可能な開発目
標の短期的な解決策を作成することを目的とした2 日間のデザインソンであるGlobal Goals Jam
(GGJ)の東京開催の主催者でもあり、本イベントを過去に東京、バンコク、香港の複数都市で企画・
実施した。
馬
馬場亮河 ( 慶應義塾大学SFC 学生)
コロンビア出身。過去7カ国で生活。慶應義塾大学SFC 在学。都市計画コミュニティーを研究。
今回のイベントの企画、コーディネート。
Azby Brown
日本の建築、デザイン、そして環境保護主義において、ライター・NPO団体の研究者として活動している。著書に、「The Very Small House (2005)」「Just Enough: Lessons in living green from traditional Japan (2010)」「The Genius of Japanese Carpentry (2014)」などがある。2011年3月の福島第一原発事故が発生して以降、市民科学を基礎とした影響力のある国際的ボランティア団体、Safecast(セーフキャスト)にて研究者の第一人者として組織を引っ張る。団体の活動内容は主に、混在する環境データをよりオープンに使える新たなテクノロジープラットフォームを開発することで、未来の環境保全や防災などをより良い方向へと導いている。アズビーさんは様々なメディアや本において、信憑性が高く、信念に忠実で、根拠立った批判をし、個性的な意見を世界に発信している。
【参加につきまして】
・オンラインでの開催になります。
*Peatixでチケット購入(参加登録)していただいた後、随時参加URLをお送りいたします。
【キャンセルにつきまして】
・キャンセルについて、お申し込み後のキャンセルの場合はPeatix を通じて、14 日前までにご連
絡をお願い申し上げます。
それ以降のキャンセルはお受けしておらず、すでにお支払いいただいたとしても、参加費の返金は
お受けできません。
・期限までにキャンセルされた場合であって、すでに参加費をお支払いいただいているときは、
Peatix の規定により、下記のとおり参加費が返金処理されます。
クレジットカードでお支払の場合:キャンセル手数料はかかりませんので、全額が返金されます。